家計の予算管理について

家計管理

貯金をするには予算管理をしっかりと

貯金を効率良く進めていくには、しっかりとした計画と目標が必要です。
その中には、長期的な計画と短期的な計画の両方があると、より上手にお金を貯めていくことができます。

長期的な計画とは、いくらくらいの貯蓄額を何年後までに行うというもので、ライフイベントを見ながらこの計画を立てていくと良いでしょう。
そして、短期の計画とは、毎月定期的にいくら貯めていくという具体的な金額を定めることです。

こうした目標と計画を立てたら、それを実行できるように努力していくわけですが、そのためにはしっかりとした予算管理が必要です。
というのも、予算を立てず闇雲に貯金しようとしても、お金が毎月出て行くばかりで、きっちりと計画通りに貯めていくのは、難しいからです。
どれほどのお金が必要経費として必要で、いくらくらいを貯蓄として回せるかはあらかじめ計算して、計画を練っておく必要があります。

予算を立てるにはまず家計の分析を

毎月5万円貯めたいから、家計は15万円で押さえよう、と何も考えずに予算を決めても、結果的にはうまくいきません。
そのようなあいまいな予算の立て方には無理があって、結局実行できずに終わってしまうことが多いからです。

そのため、予算を立てるなら今の家計状況を分析することから始めなければなりません。
収入が定期的にいくらあるのかを知り、本当に必要となる家賃や食費、光熱費などを割り出します。
その後、節約できそうなところを探して、少しずつ貯金に回せそうなお金を増やしていきます。

そして、毎月貯金したい目標額にどれほど近づいたかをチェックします。
もし、この時点で目標金額に達していればそれで大丈夫ですが、まだ足りないようであれば、再び出費をチェックして少しずつ切り詰められそうなところを探していくのです。

予算を決めたらきちんと実行できるようにする

こうして毎月の必要経費と貯金という予算枠を決めることができたら、きちんと実行できるように具体的に努力していきます。
予算以上の出費をしないように、毎週予算に応じた額だけを現金で下ろして、それ以上は使わないようにするという工夫をすることもできるでしょう。

また、食費や通信費、光熱費、ガソリン代など、項目別にお金を取り分けておいて、その分野の中でお金を使うようにするのも予算をしっかりとこなす工夫でもあります。
これは重要なことで、ガソリン代が余計にかかったらから、食費から流用しようとすると、結局余分な出費が全体として出てくることになりますので、それぞれの予算を守る助けとなります。

このように、予算をしっかりと管理して貯金をするには、家計を分析して予算を立てることと、その予算をきっちりと守れるような工夫をすることが肝心です。