絵画の買取について
絵画や美術品を安く手に入れて適正価格で売る、せどりで収入を得る方法があります。しかし、絵画転売には贋作の存在が常に付きまといます。想定外のトラブルで、絵画をスムーズに売れなかった。売ろうとしているけれども、持っている作品が贋作ではないか心配している人は是非この記事を参考にしてみてはいかかがでしょう。
絵画の特徴
絵画は、高ければ高いほどいいというわけではありません。絵画の値段を決めるのは「美的な価値」、「需要と供給のバランス」、「希少性」の3つが基本になります。「美的な価値」は、それぞれの文化により美的な感覚が違います。つまり絶対に美しいという統一基準がありません。そうなるとその絵画の持つ「需要と供給のバランス」や「希少性」が絵画の価格を決める上で大きな役割を果たします。
多くの絵画は歴史的な理由から、イギリス、フランス、アメリカの美術館にあります。こうした海外の美術館にある絵画の価格は非常に高く、オークション形式で競売にかけられます。ゴッホガ描いた名画「ひまわり」は1987年に当時安田火災海上保険(減損保ジャパン)が53億円で落札しています。「ひまわり」1枚の絵の取引額としては最高額でした。
このように、絵画の価値は年代や描いた画家によって値段が大きく変動する特徴があります。ゴッホのような有名な画家でなくても、素人目には何の変哲もない絵画が突然何十億という値段が付く特徴があるのです。
上手に買取に出すコツ
現在はインターネットの発達により遠隔地からオークションに参加できるようになりました。しかし、実際に見て見ないとわからない部分もあるため、絵画のオークションは現場に参加するのをおすすめします。中には、贋作をつかまされて、転売できないケースもあるのです。そのため、安く仕入れようとして、真贋のはっきりしないインターネットでの絵画の購入は避けた方が良いでしょう。絵画を仕入れるなら、鑑定士や査定士が在籍する画廊で購入しましょう。
絵画を転売するなら、得意とするカテゴリーも勉強しましょう。自分が得意とする絵画をマスターすれば、海外で人気の高い日本の絵画を仕入れているとスムーズに転売できます。最初からさまざまな絵画を扱うと思わぬ贋作をつかまされる可能性もあるからです。
また、販売に自信がない時は素直に絵画買取業者に買い取ってもらうのも悪くありません。
実際に価値のあるものを安く手に入れられたのなら、きちんと価値を理解できる所に売った方が、結果的に高く売れるでしょう。危ない橋を渡るよりも、堅実な道を行きたい人におすすめです。
絵画に限らず、ブランド品、金、貴金属を売却するときは専門の業者にまずは査定の相談をしてみましょう。
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