収支を目的別に使い分けて管理する

お札

貯金を効率良く行うために

貯金をしているほとんどの人は、銀行口座にお金を貯めていることでしょう。
安心してお金を預けておけますし、わずかであるとはいえ、利息もつきますので使わない手はありません。

上手に貯金を行うためには、複数の銀行口座を賢く使うのがカギです。
単にお金を預けるだけなら、一つの口座で管理することもできますが、より効率良く貯金を行いたいなら、最低でも二つの銀行口座を使い分けるようにしましょう。

その二つの銀行口座は、通常のお金を出し入れをする口座と、貯蓄専用の口座に分けておきます。
こうすることで、お金の流れが分かりやすくなって、収支の状態を把握するのが容易になります。

貯蓄専用の銀行口座には手を付けない

複数の銀行口座を持つ目的の一つは、貯蓄専用の口座を確保することです。
貯金のためのお金と毎日の生活に使うお金を一緒の口座に入れてしまうと、ちょっと家計が厳しいときなど、ついつい貯金に手を付けてしまうものです。
そのため、貯蓄専用の銀行口座を作ってその口座には手を付けないようにすると良いでしょう。

たいていの銀行では、引き出しができず預け入れしかできないキャッシュカードを作ることができますので、このタイプのカードを持っていれば、簡単に引き出しをする危険性を避けることができます。
貯蓄専用の口座にはこうした益もありますが、他にもメリットがあります。

たとえば、貯蓄専用の口座は預け入れしか動きがないので、現在いくらの貯金があるかを正確に把握することができます。
目標金額のどのくらいまで達しているかを知ることができますので、達成感を味わえますしモチベーションを得ることにもつながります。

目的を決めた支出専用のクレジットカード

貯蓄専用の銀行口座の他に、支出用も別途管理した方が節約の助けになります。支払いの多くは、公共料金や携帯代金、普段の買い物や、銀行引き落としなどが占めています。銀行から直接落とされるお金を一括管理するためには、引き落とし用の口座を持っていると便利です。

ただ、普段の買い物は、銀行口座だけだと細かい支出の内訳を把握することはできないため、具体的にどこへ使ったかを把握するためには、あらかじめ明確に目的を決めたクレジットカードを持つと管理がしやすくなります。

例えば、生活費用で用意したクレジットカードだとしたら、スマホのアプリからいつでも内訳が見れるので、自分の支出の状況や傾向を知ることができます。
また、決まった額以上は使わないように設定しておく事で、無駄な支出を防ぐのに役立ちます。

クレジットカードによっては、普段の生活費で使っているだけなのにいつの間にかたくさんポイントが溜まっていたりする場合もあります。女性に嬉しい特典が豊富で、溜まったポイントで国外内ホテルの宿泊も特別価額で利用可能なクレジットカードもありますので、参考にしてみて下さい。

このように、いくつもの口座を管理するのが複雑に感じるのであれば、クレジットカードで支出管理をして、さらにお得なサービスも使ってみてはいかがでしょうか。